西側諸国、世界情勢に干渉すべきでない=ロシア対外情報局長官


西側諸国、世界情勢に干渉すべきでない=ロシア対外情報局長官

ナルイシキン・ロシア対外情報局(SVR)長官は、西側諸国は中核的な伝統から目をそらすことで「自滅の種をまいた」と述べ、ウクライナを支援する西側諸国をこれまでになく強い口調で非難した。2018年4月、モスクワで撮影(2023年 ロイター/Sergei Karpukhin/File Photo)

ナルイシキン長官はモスクワ郊外で開催された安全保障フォーラムで、西側諸国は深刻な内外の問題で引き裂かれており、自らの「内紛」に対処すべきだと述べ、世界情勢に干渉するべきでないとの考えを示した。

その上で「欧州・大西洋のエリート」がリーダーシップを放棄することを拒み、「代替勢力」の台頭を阻止するためにあらゆる手段を講じていると非難。アジア、アフリカ、中南米の多くの国が米国の圧力にもかかわらず、ウクライナにおけるロシアの行動に対し制裁を課していないことに満足していると述べた。

世界情勢は激変するとの見方を示し、ロシアや他の非西側諸国は、国家の運命を左右するようなプロセスを切り抜けるのに適した立場にあると述べた。



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