参院選長野 国民・羽田氏が大きくリード 自民小松氏が追う

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 21日投開票の参院選で、産経新聞社がFNN(フジニュースネットワーク)と合同で実施した電話での調査(6、7日)に取材を加味した長野選挙区(改選数1)の中盤情勢は、国民民主党の現職、羽田雄一郎氏(51)=立憲民主、共産、社民支持=が大きくリードし、改選数が2から1に減った中で自民党の新人、小松裕氏(57)=公明推薦=が懸命に追う展開となっている。

 羽田氏は60歳以上の有権者の支持が高く、50代にも浸透している。実父の故孜元首相から引き継いだ後援会組織を土台に、幅広い層の支持を手堅く得ている。

 野党統一候補として、政策協定に盛り込まれた安全保障法制の廃止などを前面に打ち出し、国民民主党や立憲民主党の支持層だけでなく、共産、社民両党の支持層も取り込んでいる。

 小松氏も60歳以上や50代の支持を比較的多く得ているものの、60歳以上は羽田氏に及ばない。自民支持層の大半を固めた一方で、推薦を受けた公明党の支持層に浸透しきれていない。

 小松氏は引退を表明した自民の吉田博美参院幹事長の後継。自民は「激戦区」に指定し、党幹部が応援に駆けつけているが、課題とされていた知名度不足を十分に克服できていないのが実情。陣営は各地で精力的に集会を開き、追い上げを図る構えだ。

 ただ、投票先を「決めていない」「分からない」とした回答もあり、投票率の行方を含めて情勢は流動的な面もある。

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