バイデン米大統領(右)と野党共和党のマッカーシー下院議長=9日、米ワシントン
【ワシントン時事】米メディアによると、連邦政府の借入限度額である「債務上限」問題をめぐり、バイデン政権と野党共和党が27日、原則合意に達した。
【図解】米デフォルトの影響
議会が上限を速やかに引き上げられなければ、米国は6月5日にもデフォルト(債務不履行)に陥る恐れがある。
政権と共和党は上限引き上げと併せて行う歳出削減の規模などを巡り、激しく対立。デフォルトの期限が迫る中、交渉は週末も続いていた。バイデン大統領は27日、マッカーシー下院議長(共和党)と電話協議を行い、妥結に至ったもようだ。