「決定は下された」ゼレンスキー大統領〝反攻作戦〟着手か ロシアに無人爆撃機、プーチン大統領「テロ行為」と非難 「偽旗作戦」との見方も

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「決定は下された」ゼレンスキー大統領〝反攻作戦〟着手か ロシアに無人爆撃機、プーチン大統領「テロ行為」と非難 「偽旗作戦」との見方も

ゼレンスキー大統領

【写真】東部のバフムトで交戦するウクライナ軍の第3独立強襲旅団

ゼレンスキー氏は29日の声明で「軍司令部との会議を開き、われわれが前進するタイミングに関する報告を受けた」と述べた。

ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は5月下旬、長距離兵器によるロシア軍拠点の破壊など、反攻は広い意味で「既に始まっている」と指摘。同国軍のザルジニー総司令官は27日、「われわれのものを奪還するときが来た」とSNSに投稿し、地上部隊の前進を開始することを示唆していた。

ウクライナは最前線の東部ドネツク州バフムトなどでロシア軍を損耗させつつ、欧米から供与された兵器の戦力化を待って反攻を開始する構想を示してきた。バフムトはロシアの民間軍事会社「ワグネル」が制圧を発表したが、その後、撤退を表明している。

ウクライナ側はドイツ製戦車「レオパルト2」や英国から供与された長距離巡航ミサイル「ストームシャドー」、ロシアのミサイルを迎撃するために米国が供与した地対空ミサイルシステム「パトリオット」などの兵器がそろったことで、反攻の好機だと判断した可能性がある。

一方、ロシアのプーチン大統領は30日、モスクワの高層住宅などへの無人機攻撃について、ウクライナが「市民をおびえさせる道を選んだ。テロ行為だ」と述べてゼレンスキー政権を非難した。攻撃の目的は「ロシアに同様の報復措置を取らせるための挑発」と指摘。対抗策を検討すると述べた。

ロシア国防省によると、モスクワへの攻撃に使われた無人機は8機で、集合住宅が被害を受けて2人が軽傷を負ったという。プーチン氏は、モスクワ周辺の対空システムが「正常に稼働した」と指摘。安全対策を高める必要性も強調した。連邦捜査委員会はテロ容疑で捜査を開始したと明らかにした。ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は「直接的には関与していない」としている。

ウクライナを非難するプーチン氏だが、当のロシアは昨年2月以降、ウクライナの首都キーウの民間施設をミサイルなどで破壊しており、今月だけで首都攻撃は16回を数えている。自国の軍事行動を正当化するための「偽旗作戦」との見方もある。

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