ガーシー容疑者　帰国即逮捕　仏高級ブランドのピカチュウＴシャツに短パン姿　報道陣８０人に吹き出す

　笑みを浮かべて連行されるガーシー容疑者

　インターネットの動画投稿サイトで芸能人らを脅迫したなどとして、警視庁は４日、暴力行為法違反（常習的脅迫）や強要、名誉毀損（きそん）などの疑いで元参院議員のガーシー（本名東谷義和）容疑者（５１）を逮捕した。滞在先のアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）から航空機で成田空港に同日夕に到着。警視庁は到着後に逮捕状を執行した。到着したガーシー容疑者は青いＴシャツに白の半パン、サンダルとまるでリゾート帰りのラフな姿で、時折笑顔も見せた。

　到着ゲートには約８０人の報道陣が集まり、大量のフラッシュを受けたガーシー容疑者は思わず吹き出すように笑った。

　搭乗便は午後５時１４分に着陸。捜査員は同乗しておらず、乗客に紛れて出てきた容疑者を警察関係者が別室に連行。容疑者は抵抗せず、落ち着いた様子だった。その後、逮捕されて、手錠をかけられ、腰ひもを付けられた状態で、約５００メートルの通路を警察関係者２０人に連行された。

　ピカチュウがプリントされた仏高級ブランド、バルマンの６万円超のコラボＴシャツに白のハーフパンツ、茶のサンダル姿。金髪に日焼けした肌で、首元にはゴールドのネックレスを輝かせた。

　報道陣を見ると軽く一礼したが、その後は不服そうな表情も。終始アゴをあげ、大股で不敵に税関まで闊歩（かっぽ）した。乗客は「ガーシーと同じ便に乗ってたの！？」と大興奮だった。