シークレットゲストとして日比谷音楽祭に登場したB’zの稲葉浩志(左)、松本孝弘(C)VERMILLION
東京・日比谷公園で開催中の「日比谷音楽祭2023」が4日、最終日を迎え、ロックバンドのB’zが日比谷野外大音楽堂で行われた「Hibiya Dream Session 2」のシークレットゲストとして登場。トップバッターを務めた。
晴天の野音。実行委員長の亀田誠治氏から「今回、大切な先輩がサプライズで、スペシャルで登場してくれます」と紹介され、稲葉浩志、松本孝弘が登場。一瞬の沈黙の後、「えーーーっ!!!」と、どよめきが湧いた。
稲葉は「皆さん、こんにちは。先輩じゃないです」と照れ笑い。「いい天気で良かったです。我々は亀田さんとよくご一緒することがありまして、なかなかタイミングが合わなかったんですが、今回、こうして来ることができました。素晴らしい天気の中、素晴らしい場所、この都会の真ん中で。日比谷音楽祭が成功する景気づけになればと思い、やって来ました」とあいさつ。「ultra soul」で幕開けし、観客は総立ちで手拍子。開始早々からボルテージは最高潮に達した。
稲葉は「すいません。いきなり…。昼間からうるさくてすいません」と恐縮。「(連日の)大雨でスタッフの準備、設営が大変だったと聞きました。今日は、こんな素晴らしい場所を用意してくれて心から感謝しています」と感激し、「イチブトゼンブ」で締めた。
今年、結成35周年を迎えたB’z。様々な場面でファンを楽しませてくれそうだ。
同音楽祭は「新しい音楽の循環をみんなでつくる、フリーでボーダーレスな音楽祭」を目指し、19年に初開催された。20年は新型コロナの影響で中止に。21年は無観客でオンライン配信され、22年から有観客で実施されている。
報知新聞社