米海兵隊が負傷兵救護訓練を公開 「3分で止血しなければ死ぬ」

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マネキンの負傷兵の呼吸を確認する米海兵隊兵士=11日午前、米軍キャンプ・ハンセン(沖縄県金武町)内の北部医療シミュレーション訓練センター
マネキンの負傷兵の呼吸を確認する米海兵隊兵士=11日午前、米軍キャンプ・ハンセン(沖縄県金武町)内の北部医療シミュレーション訓練センター

 在沖縄米海兵隊は11日、戦場で負傷した兵士の応急措置を学ぶ北部医療シミュレーション訓練センター(沖縄県金武町)を報道陣に公開した。中東の市場を模した施設で、訓練兵がマネキンに止血や気道の確保を行ったほか、大量の死傷者が出る事態を想定した訓練も行われた。

 公開された訓練は第3医療大隊が実施する基礎コースで、沖縄に駐留する全ての海兵隊員が対象となる。米海軍の衛生兵がインストラクターとなり、3日間で座学、実地訓練を行う。

 マネキンは、切断された手足から赤い液体が噴き出す精巧なつくりで、うめき声や「息ができない」といった言葉も響いた。訓練兵は気道確保や止血のほか、傷口をふさぎ、肺に針を刺して体内に空気がたまるのを防ぐ処置なども行った。海軍衛生兵は「大量出血は2~3分以内に止めないと死に至る。訓練では3分以内に処置が終わらなければ失格となる」と説明した。

 米海兵隊によると、陸上自衛隊が2年前から定期的に同センターを訪問し、情報交換を行っている。第3医療大隊はフィリピン、タイ、オーストラリアでも共同訓練や情報交換を行っているという。

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