俳優の遠野なぎこさん(45)を巡り、4日までに「異変」が確認された。都内の自宅マンション前には3日夕刻、救急車や消防車が集結。隊員がガラスを割って遠野さんの自宅と見られる部屋に入っていく様子が目撃された。また、かつて所属していた事務所関係者も、遠野さんと連絡が取れなくなっていることを証言しており、関係者の間で心配が広がっている。
目撃情報:自宅前で確認された異変
遠野さんと同じマンションに住む40代男性は、当時の状況を具体的に語った。「昨日の夕方、マンションの前に続々と消防車とか救急車が集まって来ました。その後、『ガシャン』と音がしました。何が起きたのかと思って確認したら、窓ガラスを割って遠野さんの自宅に隊員の方が入ったとのことでした」。この男性は、以前にも遠野さんを見かけたことがあり、「とても痩せられていて元気のない感じでした」と、その様子を明かした。複数の住民も同様の状況を目撃しており、一様に遠野さんの安否を案じている。
俳優・遠野なぎこさん(2014年撮影)
関係者の声:連絡途絶への心配
遠野さんの「異変」は、芸能関係者の間でも懸念が広がっている。かつてのマネジャーはENCOUNTの取材に対し、「朝からいろんな方から問い合わせが来ているので、本人に何度もLINEをしているのですが、全く既読になりません。とても心配です」と現在の状況を明かした。同マネジャーによると、現在の遠野さんは特定の事務所に所属しておらず、インスタグラムが仕事の窓口となっているという。
直近のインスタグラム投稿:うつ病告白とその後の様子
遠野さんは現在、インスタグラムを主な情報発信や仕事の窓口として活用している。直近の投稿は1週間前の6月27日付で、鶏肉を料理している動画だった。その中で「遠野なぎこです、今、鶏もも肉の照り焼きを作っています」と語り、はちみつが使えなかったため砂糖で代用するなど、日常の一コマを公開していた。この動画投稿の前日、6月26日には「私、うつ病なんだって 知らなかった」と自身がうつ病であることを告白していた。さらに、27日の別の投稿では「訪問看護の日でした」と明かし、「あたしゃ、まだまだ生きるぞ」と前向きな言葉も綴っていた。
今回の自宅前での緊急車両集結や、関係者との連絡が取れていない状況は、遠野さんの身を案じる声が広がる要因となっている。本人は直近のインスタグラム投稿でうつ病や訪問看護に触れつつも、創作活動や前向きな言葉を発信していたが、今回の異変により、改めてその安否が心配されている。