ジャニーズ事務所「決断」必至 公演クレジットからジャニー喜多川氏の名前削除、会社名からも外れる!? 性加害問題が表面化、迫られる変革


ジャニーズ事務所「決断」必至 公演クレジットからジャニー喜多川氏の名前削除、会社名からも外れる!? 性加害問題が表面化、迫られる変革

ジャニーズ事務所本社

【時系列でみる】ジャニー喜多川前社長の「性加害」の訴えを巡る動き

「今回の判断が現在のジャニーズ事務所の置かれている現状を分かりやすく示している」と演劇関係者が話すのが、9月に東京・帝国劇場で上演される舞台「ドリームボーイズ」で取られた、ある措置についてだ。

これまでジャニーズのタレントが数多く出演する舞台で、よくクレジットされていた「エターナルプロデューサー」の肩書。ジャニー氏の死後、その名が刻まれるようになった。

「今回、この名前を外すことになったのです。貢献者とはいえ、現在、性加害問題で取り沙汰されている当人の名前ですから、やはりそのままにしておくわけにはいかないということですよ」と先の演芸関係者は話す。

12日に会見した再発防止特別チームは、今回の問題について「ジャニー氏の性暴力があったことを前提として、事務所がどのような対応をしてきたのか、事実が起きた背景などを検証して提言していく」としている。

「特別チームの調査は早くも形骸化を懸念する声も上がっていますが、少なくとも、性暴力があったことを前提とするとしている以上、これまでの社内体制について問題がなかったということにはならないでしょう。つまりは新しい体制へ変わっていくことを求められるのは言うまでもありません」と大手芸能事務所スタッフは指摘する。

さらにこう続ける。

「問題が表面化した後、ジャニーズ事務所という名前自体を変えるのではないかと取り沙汰されていました。現時点では、まだその動きはありませんが、『エターナルプロデューサー』としての名前を外したことからみても、会社名からも創業者の名前を外す可能性は十分に高いというわけです。それぐらいのことをしないと、過去と決別して、新たな道に踏み出すということにはなりません」

それまで沈黙を続けていた嵐の櫻井翔(41)が、キャスターを務める「news zero」(日本テレビ系)でせきを切ったように、2週にわたって、この問題に言及したことからも、誰もが変わらなければならないことを自覚しているのだ。進むべき道ははっきりと見えているのでないだろうか。



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