まもなくパリ航空ショーが開幕、日本企業も次世代飛行艇型UAVを発表

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まもなくフランスでパリ航空ショーが開幕する予定だが、既に会場の様子や展示される装備品がSNS上に登場しており、仏企業が超大型UACV「Aarok」を披露する予定で、日本企業も飛行艇型無人航空機の次世代コンセプトを発表する。

個人的にはワクワクする1週間がやってきた

この印象的なUACVのサイズはMQ-9Aとほぼ同サイズだが、機体の側に立った人間と比較すると胴体が非常に大きく、公開されているAarokのスペックは翼幅21.9m、最大離陸重量5.4トン、兵器搭載量1.5トン以上、24時間以上の滞空能力、荒れ地での運用能力、衛星通信に対応などで、フランス軍が採用している精密誘導兵器「HAMMER(米軍のJDAM弾に相当)」を使用できるらしい。

AarokはTurgis&Gaillardが独自に開発したもので仏軍の採用が決まっている訳ではなく、米ディフェンスメディアは「MQ-9を政治的に購入できない顧客にAarokを売り込むのではないか」と予想しているが、海外市場にはMQ-9と競合するUACVが幾つもあり、フランスはEurodroneの開発に参加しているためAarokが置かれた立場は非常に微妙だ。

さらに興味深いのは日本のスペース・エンターテインメント・ラボラトリーがパリ航空ショーで披露する「飛行艇型無人航空機の次世代コンセプト」で、ハマドリシリーズで培った飛行艇型無人航空機のノウハウを活かして主翼中央に最大300kgのペロイードを携行しながら約1,000kmを飛ぶことができる機体を開発するらしい。

主翼中央には音響センサーを内蔵したUUVなどの搭載を予定、同社は「科学観測や民間だけでなく防衛分野のニーズにも対応する」と述べている。

他にもイスラエルが極超音速ミサイルを迎撃可能な迎撃弾「SkySonic」をパリ航空ショーで披露する予定で、フランスは何らかの大型契約を会期中に発表する可能性もあり、個人的にはワクワクする1週間がやってきた。

イスラエル、イランの極超音速ミサイルを迎撃可能なSkySonicを発表

 

※アイキャッチ画像の出典:Matti Blume/CC BY-SA 4.0 パリ航空ショー2019の風景

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