『鬼滅の刃』最終話に半天狗&無惨の“クソ回想”も! 「刀鍛冶の里編」鬼陣営が見せた最低の人間性


『鬼滅の刃』最終話に半天狗&無惨の“クソ回想”も! 「刀鍛冶の里編」鬼陣営が見せた最低の人間性

『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』第十一話場面写真

【写真】無限城に集結した上弦の鬼&不機嫌な鬼舞辻無惨

 「刀鍛冶の里編」で登場した鬼は、上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺。霞柱・時透無一郎が玉壺、竈門炭治郎が半天狗の頸をそれぞれ斬り落とした。里に被害は出たものの、鬼殺隊の活躍により刀鍛冶の全滅を免れる形で物語は幕を下ろした。

 なお、最終話である第十一話では半天狗と無惨の人間時代の回想も描かれた。2つのエピソードに共通するのは、どちらも人間の頃からおぞましい性格をしていたこと。SNSでは「半天狗+無惨様の怒濤のクソ回想、1日で接種できる愚かニウムの容量を超えてしまっているよ!」「過去が明かされたら更に評価下がるパターンw」などと話題を呼んだ。

■「儂が悪いのではない」身勝手を極める狂人

 人間の頃の半天狗は、目が見えないと偽って盗みと殺しを繰り返していた。やがて捕縛され打ち首の沙汰が下されると、口封じのため奉行まで手にかける。盗みを咎めた者を殺したときは当然のように「儂が悪いのではない!! この手が悪いのだ」と妄言を吐くなど、非常に身勝手で自分本位な人間だった模様。

 鬼になってからもその特性は残っており、人間を殺すことには何のためらいもない一方で、いざ自身に危害がおよぶと「儂がああああ可哀想だとは思わんのかァァァァア!!!」「弱い者いじめをォするなああああ!!!」と激昂する様は生前の身勝手さを象徴している。また、炭治郎から逃げる際に「儂は生まれてから一度たりとも嘘など吐いたことがない」というシーンでは、事実や解釈を都合のいいように捻じ曲げる思考が見てとれる。

 視聴者からも「半天狗の過去…お奉行様を殺しただけじゃなく、かなりクレイジーな奴だった…」「鬼になる以前からド級クソヤロウだった」「悪の中でも特に下劣ですね」と散々な言われようだった。

■怒ると殺す 癇癪持ちの冷血イケメン

 無惨の回想は平安時代。まだ人間だった無惨は病を患い、二十歳になる前に死ぬと言われていた。そこで“善良”な医者が生き永らえるよう苦心していたが、病状が悪化していると思い込んだ無惨は腹を立てて医者を殺してしまう。

 この治療がきっかけで鬼化し、人の血肉を欲するようになった無惨は「それであれば人を喰らえばよい。邪魔な奴らがいるのなら排除すればよい」と人を襲い始める。また日の光を浴びると死ぬことに腹を立て、太陽を克服する手がかりを得るためにも大勢の人間を殺している。自分以外のあらゆる命が無価値だという考えは目的遂行のため手駒として生み出した鬼に対しても同じで、過去のアニメシリーズでは怒りに任せて鬼を殺すシーンが描かれることもあった。

 病を根治しない医者に怒り、昼間の行動が制限される現状に怒り、なかなか成果を上げない鬼たちに怒る。怒ると殺す。殺した人間や鬼の命は顧みない。生物としてだけではなく、性格も鬼と呼ぶにふさわしい無惨の回想に、SNSでは「多くの人間の尊厳を踏みにじり残された者達に絶望と悲しみを与えてきた最低最悪なラスボス」「パワハラ会議でもヤバいやつだと思ってたけど すべての元凶は自業自得!? そしてすべての責任を部下に押し付けた!?」「こんな上司いやだwww」などと話題に。

 なお無惨の擬態能力は他の鬼よりも高く、常に美しい姿で登場するため、「いつの時代もどの瞬間もイケメンじゃないか ヤバい奴だけどかっこいいよ」「鬼舞辻無惨のビジュが物凄く良い」「ショートカット鬼舞辻無惨普通にかっこよかったな」といった声も多い。



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