【RIZIN】“前王者”クレベル、鈴木千裕から一本勝ち! 結果はノーコンテストも圧倒的な実力見せつける

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【RIZIN】“前王者”クレベル、鈴木千裕から一本勝ち! 結果はノーコンテストも圧倒的な実力見せつける

『RIZIN.43』で鈴木千裕から一本勝ちしたクレベル・コイケ (C)RIZIN FF

【試合写真多数】『RIZIN.43』クレベル・コイケ vs 鈴木千裕

 クレベルの計量失敗により王座が剥奪され、「フェザー級タイトル認定戦」となった波乱の一戦は、“前王者”のクレベルがアームバーで鈴木千裕から勝利した。結果は「ノーコンテスト」となったが、精神的動揺を感じさせない圧倒的な強さを見せつけた。

 RIZINのリングで一本勝ちを連発し、昨年10月に念願のベルトを獲得したクレベルだったか、減量という自分との戦いに勝てず、前日計量で規定体重の66キロを超える66.4キロとなり、ベルトが剥奪され“前王者”に。クレベルは涙を流して謝罪すると、挑戦者の鈴木が「ここまできたら関係ない!クレベル選手、やりましょう!」と試合を引き受けた。

 RIZINの規定により、クレベルには減点20%を課したうえで試合を実施。鈴木が勝った場合は新チャンピオン、クレベルが勝った場合はノーコンテストで王者は空位となる。これまでにない状況で迎えた注目の一戦、開始1分ほどでクレベルがタックルを仕掛けると、あっという間にマウントポジションを奪い、上からパンチを当てる。

 コーナー際に追い込むと、距離を詰めてクレベル鈴木の腕を狙う。必死に逃れようとする鈴木の動きの先を読んだクレベルは、右腕に狙いを定めて一気にアームバーで絞り上げると、鈴木はたまらずギブアップ。ベルトは失っても変わらぬクレベルの強さが際立った一戦で、初めての北海道大会が締めくくられた。

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