消えてほしいほど不快?
天竜人が初登場したのは「シャボンディ諸島編」。ルフィはチャルロス聖をぶっとばしたことで世界の秩序に反逆することに。画像は「ONE PIECE ワンピース 11thシーズン シャボンディ諸島篇 piece.4」(エイベックス・ピクチャーズ)
アニメやマンガなどフィクションのキャラクターのなかには、カッコよくて応援したくなる人物がいる一方、見ていて不快に感じるキャラクターも登場します。今回は多くのファンが「胸クソ悪い」と感じた、クセのあるキャラクターたちを紹介します。
【画像】不快すぎ! 「胸クソ悪いキャラ」が登場するアニメ作品(5枚)
ひとり目に紹介するのは、マンガ『ONE PIECE』に登場するチャルロス聖です。世界で最も権力を持つ「天竜人」のひとりであり、その地位を利用し、誰も逆らえないのをいいことに通りがかった女性(既婚者)を突然妻にしたり、王族のパーティに乱入してお姫様を連れ去ろうとしたりと、やりたい放題していました。
顔も非常に不細工なうえに常に鼻水を垂らす姿や、やりたい放題をしても自身が間違っているとは微塵も疑わない態度には、「消えてほしい」「知性が皆無」などネット上では辛辣な意見が多く見られます。チャルロスに悪意がないぶん、ファンの神経をより逆撫でしているのかもしれません。
ふたり目に紹介するキャラクターは、『School Days(スクールデイズ)』の「伊藤誠」です。『School Days』は2005年に発売された恋愛アドベンチャーゲームを原作とし、2007年にTVアニメが放送されました。主人公の伊藤誠が片思いをする同級生・桂言葉と、誠のクラスメイト・西園寺世界の3人を中心とした青春物語が描かれます。
優柔不断な性格の伊藤ですが、異様に女性からはモテており、作中では複数の女性と関係を持っていました。ストーリー後半では西園寺から妊娠を伝えられますが、彼女を拒絶してしまいます。そして一度は別れた桂ともう一度ヨリを戻すという女性関係にだらしない姿を見せました。
悪意を持って誰かを傷つけたわけではないものの、フラフラと女性と付き合う態度から、「クズすぎる」「流されやすい」と多くの批判を浴びました。主人公であるからには、もっと誠実な態度が求められたのでしょう。