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バフムート方面のウクライナ軍はクリシェイフカの西=水路の内側を南下しているのが視覚的に確認され、ロシア側情報源は「バフムートとって重要なベルヒフカに敵が侵入した」と報告しており、ウクライナ軍は街の南北で確実に前進している。
南北の要衝を奪還できれば「バフムート半包囲(戦術的包囲)」の実現に役立つだろう
バフムート方面のウクライナ軍はクリシェイフカの西=水路の内側を南下しているのを視覚的に確認、第3突撃旅団の戦車がロシア軍陣地=Ⓐを攻撃しており、この周辺の水路を戦車が西から東に渡るのは不可能なので、第3突撃旅団の戦車は水路の内側を南下してきたことになる。
さらに興味深いのは「ロシア軍がクリシェイフカを落とした手順=T0513の防衛ラインを突破→クルデュミフカを確保→水路を北に前進してクリシェイフカの背後に回り込む動き」の逆手順でウクライナ軍が進んでいる点だ。
このまま南下してⒷの陣地を制圧できればクリシェイフカとクルデュミフカの背後に回り込むことができ、T0513までロシア軍を押し戻すことが出来るかもしれない。
因みにロシア側情報源は「敵がベルヒフカに攻勢を実施し、バフムートの側面にとって重要な集落に侵入した。ウクライナ軍の第57旅団が防衛ラインを突破して戦略的に重要な集落近くに侵入、我が軍の反撃で一部の敵部隊を破壊したが、現在も郊外で戦闘が続いている。敵はバフムートの側面を複数の方向から突破して挟み撃ちにすることを試みており、この目的のため戦略的に重要なクリシェイフカとベルヒフカを狙っている」と指摘。
ウクライナ軍が侵入した「バフムートの側面にとって重要な集落」とはベルヒフカのことで、どこまで前進しているのかは不明だが、南北の要衝を奪還できればマリャル国防次官やシルスキー陸軍司令官が言及していた「バフムート半包囲(戦術的包囲)」の実現に役立つだろう。
ウクライナ軍、バフムートを半包囲して敵を殲滅する機会を得ている
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※アイキャッチ画像の出典:Шершень
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