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写真に写るのは、2年前に撮影された伊藤龍稀(いとう・はるき)容疑者の姿。
うっすらと口ひげを生やし、見下ろすような視線を向けている。この頃、4つ年下の冨永紗菜(とみなが・さな)さんと勤務先の飲食店で知り合い、交際が始まったという。
【画像】被害女性と容疑者を知る人、同級生らを取材
「女性トラブルで店をクビ」知人が証言 “女性に対する執着心”
6月29日、横浜市にあるマンションの駐車場で、このマンションに家族と住む、元交際相手で大学一年生の冨永さん(18)を包丁で複数回刺し、殺害した疑いで逮捕された伊藤容疑者(22)。
交際が始まった頃、伊藤容疑者が働いていた別の店で当時の様子を聞くと。
伊藤容疑者の元勤務先スタッフ:
女性に対しては、好みの人と好みじゃない人で、あからさまに態度が違っていました。仕事中もよくスマホをいじっていて、女の子とLINEしていたようです。恋愛体質で、恋愛していないと仕事に身が入らない様子でした。詳しくは言えませんが、女性スタッフをめぐるトラブルを起こして店をクビになったんです。
当時から“女性に対する執着心”の片鱗がうかがえた伊藤容疑者。冨永さんと容疑者を知る人物が語ったのは…。
2人を知る人:
(伊藤容疑者は)もうカーッとなっちゃう、結構ぶち切れて。DVがすごい。殴ったりとか、そういうのが頻繁にあるって。紗菜ちゃんからも直接相談受けたこともあったんで。
冨永さんの友人:
自分が聞いたのは、けんかになったらすぐ手出してきて、馬乗りにされて顔を殴られるみたいなDVが多いって。
伊藤容疑者の執拗な暴力性は、以前から周囲に漏れ聞こえていたという。それが最悪の事態にまで至ってしまった背景に何があったのか?
そこには伊藤容疑者の表と裏の顔が…。
「すごく明るい子」「モテていた」同級生が語った容疑者の人物像
伊藤容疑者の中学時代の同級生:
(伊藤容疑者は)中学校の時はすごく運動神経も良くて。サッカーでもすごく活躍していた。
取材に応えたのは、伊藤容疑者の中学時代の同級生。当時をこう振り返る。
伊藤容疑者の中学時代の同級生:
すごく明るい子で。文化祭の時とかも全校(生徒)の前に出て、マジックを披露したりとか、人前に立ってすごく目立っている存在でした。友達はすごく多かった。モテていたのかなと思います。
明るく活発で、男女問わず人気があったという伊藤容疑者。
伊藤容疑者の中学時代の同級生:
特にそういった女性に対する執着みたいなのは感じなかったので。女性に暴力を振るう印象が全くなかったですね。彼のイメージからすると。
さらに時を経て、2年ほど前、都内の飲食店で働いていた伊藤容疑者。その当時から知る知人たちは…。
2人を知る人:
自分らと関わりがあった時は、普通に優しい人だと思うんですけど。やんちゃ系じゃなかったんですよ、おとなしいタイプでしたね。あんま男同士でもけんかできるような人柄ではなかった。
さらに、伊藤容疑者が働いていた別の店でも。
伊藤容疑者の元勤務先スタッフ:
今どきの若者という感じで、仕事はちゃんとしていました。
男性の知人や同僚がいる前では暴力性を感じさせず、優しく真面目な顔を見せていたという伊藤容疑者。
ディレクター:
女性に対してっていうのは?
2人を知る人:
すごく人柄が変わるんだと思う。その(DVなどの)話を聞くまでそういう印象全くなかったんですけど。
女性に対しての態度が、普段の印象とはかけ離れていたから、周囲に実態が伝わりにくかったのか。だが、冨永さんのことも知る知人たちは1年半ほど前にも、けんかを止めに入ったことがあったというが…
2人を知る人:
紗菜ちゃんからも龍稀くんからもどちらも連絡来て、仲裁に入ってけんかを収めたみたいな。「いろいろ迷惑かけてごめんなさい」みたいな連絡が来て、「大丈夫だよ」みたいな。
警察によると、2人の交際関係のトラブルで、第三者や冨永さん本人による通報が過去4回あった。しかし、「仲直りをした」などとして被害届が出されたことはなかったという。
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