「ホンジャマカ」の石塚英彦
お笑いタレントの石塚英彦(61)がYouTube「勝俣かっちゃんねる」にゲスト出演。ある食材を巡る危ないエピソードを告白した。
ホスト役の勝俣州和と、グルメロケの「あるある」を語り合った今回の動画。石塚が唐突に「勝っちゃん、(ロケで)タコとか顔に乗せる?」と聞くと、勝俣は「僕は乗せないです。タコは噛むから」と苦笑い交じりで否定した。
逆に、石塚はタコと相性が良いようで、「オレは12戦12勝だけど…」と噛まれた経験はない一方、別の悩みを打ち明ける。「本当はここ(顔)に墨を出してくれ、と思って、いろんなとこを揉むんだけど全然出さなくて、下に置いたら、シャーって(墨を出して)。おっせーよって」。美味しさを伝えるだけでなく、笑いも提供しないといけない「カリスマ」だけに、追い求めるレベルは高い。
ただ、食レポの大家が、タコ以上に手を焼くのが伊勢エビだ。千葉県へロケに行った時、かなり大きめの伊勢エビを発見し、ボケで顔に乗せたところ、両手で相手のこめかみをつかむプロレスの技「アイアンクロー」のような形で伊勢エビが「反撃」。さらに足や尻尾の部分を鼻につっこんできたという。
プロ根性を出し、力づくで伊勢エビをどけたところ、「(そこにいた)全員が冷めた目で見てて、鼻血がスーっと…。伊勢エビのいけすの前(の部分)から(放送で)使えなくなっちゃった」。笑いを取るはずが、まさかのお蔵入りになった。
「(ロケが終わって)デブタレ一斉にメールをして、“伊勢エビ”“顔に乗せるな”って」。石塚は神妙な顔で、当時を思い出していた。