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解任されたロシア軍第58諸兵科連合軍のイワン・ポポフ少将(ロシア国防省が6月9日公表)(ロイター時事)
ウクライナ軍の反転攻勢が続く南部ザポロジエ州の占領地を担当するロシア軍第58諸兵科連合軍のイワン・ポポフ少将は、上層部と対立した「困難な状況」を理由に自身が解任されたことを認めた。
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本人の音声メッセージが12日、軍出身のグルリョフ下院議員の通信アプリ「テレグラム」に投稿された。
ポポフ氏によれば、ウクライナ軍による砲撃への対策が不十分なため、ロシア軍に「多数の死傷者が出ている」として上層部に問題提起したところ、ショイグ国防相名で解任を通告されたという。ゲラシモフ参謀総長への批判と受け止められたとみられ、軍内の混乱と路線対立を反映している可能性がある。
軍・国防省を批判してきた民間軍事会社ワグネルの系列メディアは、ポポフ氏が前線部隊のローテーション配置を提案し、解任されたと報道。米シンクタンクの戦争研究所は「ウクライナの反転攻勢に際し、ロシア軍は人員交代を可能にする予備部隊が欠けている」と指摘している。
反転攻勢の舞台の一つであるザポロジエ州では、前線から離れたアゾフ海沿岸にロシア軍が拠点を設置。しかし、ウクライナ軍の攻撃を受け、6月中旬に第35諸兵科連合軍のセルゲイ・ゴリャチェフ少将、今月11日にオレク・ツォコフ南部軍管区副司令官(中将)がそれぞれ死亡したと伝えられている。
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