“英政府の中国脅威対応を議会委員会が「重大な失敗」と強く批判”
イギリス議会の委員会が中国の安全保障上の脅威に対するイギリス政府の対応を「重大な失敗」と非難し、改善を求めました。
イギリス議会下院の情報安全保障委員会は13日、イギリスに対する中国の脅威について200ページを超える報告書を公表しました。
このなかで「中国は国家ぐるみでスパイ活動をしていて、国営企業のほか、一般的な企業や中国人も関与している恐れがある」と指摘し、問題が深刻化していると結論付けました。
また、イギリス政府が中国の経済的脅威から知的財産などを保護する措置が欠如していたとして、「重大な失敗」と非難しました。
報告書では「迅速に対応しなければイギリスの自由民主主義体制の存続に危機をもたらす可能性がある」として、政府に対し長期的な対応計画の策定を求めています。
テレビ朝日