ジャニーズ事務所(C)日刊ゲンダイ
嵐・相葉雅紀(40)の司会ぶりが不評だ。12日に生放送されたフジテレビ系「FNS歌謡祭 夏」に総合司会として生出演するも、JO1とコラボしたGENERATIONSに、「JO1」と間違えて呼びかけたり、他にも噛んで進行が危うくなるシーンがあった。
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さらに、番組の最後に4人組ダンスボーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」のリードボーカルを務めるSUZUKA(21)が、和田アキ子(73)とコラボした感想について「本当に胸がいっぱいいっぱいおっぱいです」とボケてみせたが、相葉は数秒間絶句しうまく捌ききれなかった。
これに対し、ネットでは
《いや相葉くんの技量の無さでしょ。一体いつまでやらすの?一向に上手くならないのに。中居くんとか本当に凄いんだなって思いました》
《ジャニーズはもっと適材適所にしたらいいのに、合わない仕事を続けさせるのもどうかなと思います。こういうの上手いの中居正広さんだよね》
《これくらいのハプニングに対応できなくて何で生放送のMCやるの?永島アナがついてても厳しいよね》
と、同じくジャニーズ事務所出身の中居正広(50)を引き合いに出す声も多く上がった。
■紅白歌合戦の司会から7年経つが…
「相葉さんは、13日放送の『VS魂』の収録を体調不良で欠席しただけに、ファンからは《病み上がりだから》とフォローする投稿もネットではありました。しかし『第67回紅白歌合戦』の司会を務めた時からはや7年ですが、なかなか緊張がほぐれず、噛むという初歩的なミスをいまだ繰り返し、唐突なボケにもうまく返せず微妙な空気になるなど、司会はなかなか上達していない印象ですね」(情報番組制作関係者)
相葉といえば、その人当たりの良さから好感度は高く、マスコットのような癒し系として、お茶の間に愛されるキャラクターではある。
だからこそ「相葉マナブ」などのバラエティ番組では、脇を固める芸人たちとの息の合ったコンビネーションも相まって、相葉の司会の粗さは目立っていないという声もある。
「ジャニーズ事務所は、ダンスレッスン以外のレッスンは行わず、いきなり実践の大きな場に投入され、やりながら向き不向きを察していくというスタイルです。その中で才能を開花させるケースもありますが、人気があるからという理由だけで、実力以上の仕事を任され続けるケースも多い。中居さん以降、ゲストを適度にいじったり、踏み込んだりできて、ゲストも安心して身を預けられる安定した司会力を持ったジャニーズのタレントがいないので、そういった人材も今後必要になってくるでしょう」(芸能事務所関係者)
ジャニーズタレントに対するネガティブな目が向けられている中、実力が伴わない状態での大役が続けば、「事務所の力でとった仕事ではないのか?」と、タレント本人にもよからぬ批判を生みかねない。身の丈に合った仕事を選んでいくのも、生き残るために必要かもしれない。