クリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア橋に対する攻撃があり、損傷の様子を調べるロシア連邦捜査委員会の担当者。同委提供の動画より(2023年7月17日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ウクライナの治安当局者は17日、ウクライナ保安局(SBU)と海軍が前夜、ロシア支配下のクリミア(Crimea)半島とロシア本土を結ぶクリミア橋(Crimean Bridge)を攻撃したとAFPに語った。
【写真10枚】攻撃を受け激しく損傷したクリミア橋
同筋は「クリミア橋に対するきょうの攻撃はSBUと海軍の特別作戦」で、水上ドローン(無人機)を使って行われたと述べた。
ケルチ(Kerch)海峡にロシアが建設したクリミア橋は、ウクライナに駐留するロシア軍にとって不可欠な輸送路だが、2022年10月に起きたトラック爆弾による攻撃で元々一部が破壊されていた。
ウクライナのミハイロ・ポドリャク(Mykhailo Podolyak)大統領府顧問はテレグラム(Telegram)に「ロシアの大量殺りくの道具を運ぶための違法建造物は、必然的に短命だ」と投稿した。
SBUもテレグラムで「橋は再び眠りについた」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News