【不思議】道路標識を覆う不気味な黒い影の正体は…大量のミツバチ!? 理由はお引っ越しの一時的な集合場所だった

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青空の下、上半分が黒く覆われてしまった黄色い道路標識。
うごめく不気味な影の正体は…無数の蜂(ハチ)です。

【画像】道路標識を覆う不気味な黒い影の正体は!?

おびただしい数が群がり、周囲にも、大量に飛び交っています。

目撃者:
見たことないくらい飛んでいてびっくりしました。道路標識の裏側にまで、びっしり。

養蜂家:
道路標識についているのは初めて見たなあ。まあ、めったにないですね。

養蜂家によると、7月に市街地でハチが群がるのは、非常に珍しい現象だというのです。
「めざまし8」は、急きょハチの群れが撮影された長野県伊那市に取材に向かいました。

ハチの群れが目撃された場所は、JR伊那市駅から東へ1.2㎞ほど離れた国道沿い。商業施設が建ち並ぶ市の中心部です。
取材班が、映像にあった標識を見つけると、そこにハチの姿はありませんでした。

連絡を受けた、市の担当者によると…。

市の担当者:
17日の夕方の5時くらいに電話があって現場確認しに来たところ、この看板の半分くらいハチがかかっていた感じですね。

前の日には、標識にハチの姿はなかったといいますが、17日のお昼になると群がりはじめ、その5時間後には標識の半分ほどが、覆われていたそうです。

蜂の専門家である、玉川大学学術研究所の小野正人所長によると、標識に群がっていたのは「セイヨウミツバチ」である可能性が高いといいます。

玉川大学学術研究所 小野正人所長:
オレンジ色っぽい色が見られたので、セイヨウミツバチである可能性は非常に高いと思います。1万匹ぐらいいると思います。

約1万匹ものミツバチ。いったいなぜ、ミツバチの大群がこうした動きをしたのでしょうか?

ミツバチの集団行動の背景に「引っ越し」の可能性があるといいます。

玉川大学学術研究所 小野正人所長:
一番考えられるのは新しい女王蜂が産まれて、古いお母さん女王蜂が、働き蜂を半分ぐらい連れて新しい場所に引っ越しをする。もうひとつは、今のこの異常的な高温の気候の中で巣の居心地が悪くなってしまって、その巣を捨てて一家で新しい場所に引っ越しをするっていうケースですよね。

Q.なぜ人通りも多く、車も行き交う場所に立つ標識に蜂が群がったのでしょうか?
玉川大学学術研究所 小野正人所長:
新しい巣を作る場所を探すにあたって新しい場所を決める前に、一時的に集合するという現象であることは間違いないと思います。

引っ越し中の一時的な集合場所が、偶然、道路標識になった可能性が高いというのです。

めざまし8取材班が到着したときには、1匹のハチの姿も見られませんでした。
今、ハチはどこにいるのでしょうか?

実は、市から相談を受けた養蜂家が、すでに巣箱に入れて回収していたのです。

Q.ここにいるのは?このあいだとった(看板にいた)ハチ?
養蜂家:そうです。箱を持っていってその箱に入れたってかんじです。

通常、人を刺すことはほとんどないというミツバチですが、こうした大群に遭遇したときは、いったいどうすればよいのでしょうか?

玉川大学学術研究所 小野正人所長:
不用意に殺虫剤をかけたりするっていうことがあると、逆に状況が悪化してしまうことになるので、あまり神経質にならずに眺めてあげられれば一番いいのかなっていうふうに思います。 

(めざまし8 7月21日放送)

めざまし8

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