走りながら“親トラック”探す…ETCで前の車にぴったり通過『カルガモ走行』支払い逃れる悪質な手口とは

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画像:神奈川県警提供

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■カルガモ走行で750万円の支払いを逃れたか 愛知の陸送会社が検挙

走りながら“親トラック”探す…ETCで前の車にぴったり通過『カルガモ走行』支払い逃れる悪質な手口とは

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前後にぴったり連なる様子から、この不正は「カルガモ走行」と呼ばれています。親にひな鳥がぴったりとくっついて歩くカルガモの姿に由来しています。

「カルガモ走行」とは、高速道路の料金所に設置されたETCの出口で、前の車と車間距離をあけずに走行して、ETCのセンサーに1台の車両と誤認させて通行料金を免れる行為です。

神奈川県警は「カルガモ走行」をしたとして、愛知県の陸送会社社長の男(55)と元従業員の男(61)を、道路整備特別措置法違反などの疑いで逮捕しました。調べに対し、社長の男は「陸送代を浮かせるため何百回もやった」と容疑を認めています。

この会社は、2023年春ごろまでの3年間に850回ほどの不正を繰り返し、約750万円の支払いを逃れた疑いがあるということです。

検挙された会社では、愛知県や兵庫県などのオークション会場で落札された中古車に乗り、東名高速道路や首都高速道路で千葉県の自動車販売会社に運んでいました。その都度、違う車で通行していたということです。

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