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ロシアのプーチン大統領は28日、サンクトペテルブルクで開いた国際会議で、3兆円以上にのぼるアフリカ諸国の債務を帳消しにしたと発表しました。アフリカ諸国を取り込む狙いがあるとみられます。
プーチン大統領は28日、アフリカ諸国との会合でロシアが帳消しにした債務総額は230億ドル(3兆2000億円)にのぼると発表しました。
その上で、ロシアはアフリカの発展のためにさらに9000万ドル以上を(120億円以上)供与すると述べました。
プーチン大統領は27日にも「アフリカ6か国に穀物を無償で提供する」と述べていて、経済支援を通じてアフリカ諸国を取り込む狙いがあるとみられます。
しかし、会合の出席者は、前回2019年の45人から今回は17人に激減しました。これについてペスコフ大統領報道官は、「西側の圧迫で減少した」と主張しています。