市川猿之助(本名・喜熨斗孝彦)被告(C)日刊ゲンダイ
両親の自殺を手助けしたとして自殺幇助の罪で起訴された歌舞伎俳優の市川猿之助(本名・喜熨斗孝彦=47)被告が7月31日、勾留先の警視庁原宿署から保釈された。
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午後8時半過ぎにスーツにネクタイ姿で原宿署の職員通用口から姿を現した猿之助被告は髪の毛も伸び憔悴した表情。集まった約100人の報道陣に5秒ほど深々と頭を下げ、迎えの車に乗りこんだ。
猿之助被告は弁護人が28日に保釈請求しており、東京地裁が31日に保釈を認め、保釈金500万円を納付。
東京地検は決定を不服として準抗告したが棄却された。
再度自殺を図る可能性も…
保釈された市川猿之助(本名・喜熨斗孝彦)被告を乗せた車(C)日刊ゲンダイ
「猿之助は自宅には帰らず、病院に入院して療養するといわれています。逮捕後の取り調べにも素直に応じるなど精神的にも安定していることが保釈を認める判断につながったとみられますが、一度は自殺を図っており、再度、試みる可能性はゼロではない。警察の目が行き届く医療施設ならわかりますが、民間の医療施設では24時間態勢のカバーは難しい。そもそも保釈金500万円は安すぎるという声が多い」(民放キー局社会部記者)
両親を手にかけるという前代未聞の事件を起こした猿之助被告。保釈後も生き地獄のような日々は続くが、法廷で真相が語られるのか。
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■厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口
▽いのちの電話
℡0570‐783-556(午前10時~午後10時)、℡0120‐783‐556(午後4~9時、毎月10日は午前8時~翌日午前8時)
▽こころの健康相談統一ダイヤル
℡0570‐064‐556(対応の曜日・時間は都道府県により異なる)
▽よりそいホットライン
℡0120‐279‐338(24時間対応)、岩手、宮城、福島各県からは℡0120・279・226(24時間対応)