紀藤正樹弁護士「議員の海外視察時に付き添う大使館員の給与も税金」自民党女性局のフランス研修で私見

　旧統一教会問題で被害者の救済にも取り組む紀藤正樹弁護士が９日、自身のＸ（旧ツイッター）を更新。国会議員を含む自民党女性局の「フランス研修」が批判を集めていることについて、「国会議員の海外視察時に付きそう大使館員の給与も税金です。私人の旅行と違います」と私見を述べた。

　紀藤弁護士は８日に中日スポーツがＷＥＢで報じた「自民党女性局『フランス研修』炎上、フジアナが強い口調で非難『３泊５日で６時間…』民間でも信じられないような日程」の記事を添付。フジテレビ系の情報番組「めざまし８」の中で、同局の西岡孝洋アナウンサーがショッピングを楽しめる自由時間が数時間用意され、セーヌ川のディナークルーズが盛り込まれた”研修旅行”の内容についてあきれながら解説したことを報じていた。

　紀藤弁護士の発信に、フォロワーは「自分の体験した研修の名のものは自由時間がほぼなかった。なので自分の中では研修ではなく観光だと未だに思ってる」「（一部報道で）同伴した子供の面倒を大使館に見させてた。明らかにおかしい」「大使館員の経費は自民党から出したのなら、公務員の中立性が損なわれる。国費から出したなら、それもおかしい。どちらにせよ、おかしい」など、自民党に対する厳しい声が相次いだ。