キャンドル・ジュン氏(C)日刊ゲンダイ
“元夫”になってしまった、キャンドル・ジュン氏(49)の“先手攻撃”がジワジワ効いている──。広末涼子(43)との離婚が成立したジュン氏が、7月26日に弁護士を通す形で自身のホームページで5500文字に及ぶコメントを発表。あらためて、離婚成立に至った経緯を発表した。
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「ジュンさんは顧問弁護士と連名で声明を発表し、広末さんとの離婚への経緯だけでなく、親権を放棄したことについても説明していました。また、広末さんだけでなく、不倫相手であるレストラン『sio』のオーナーシェフである鳥羽氏に対しても慰謝料を請求しないことを明らかにしました」(女性誌記者)
広末が起こした不倫問題にもかかわらず、“慰謝料ナシ”“親権ナシ”で早期にジュン氏が離婚に応じたのは、「子供達のことを第一に考えた形での解決がなされるべき」と書かれているように、やはりドロ沼の“長期戦”による子どもたちへの影響を懸念したようだ。
今、話題となっている子どもを巡る問題でドロ沼化している元卓球日本代表の福原愛(34)とは、まさに正反対の離婚劇。だが、そのウラには、ジュン氏の思惑があるという。
“サレ夫”でもあっさり慰謝料を放棄した理由
広末涼子(C)日刊ゲンダイ
「ジュンさんは不倫騒動を受けて開いた会見でも、不倫相手の鳥羽シェフに対して、『彼の謝罪文を見た時に、怒りしか浮かばなかったんです』と、謝罪のない不誠実な態度に怒りを爆発させていました。不倫をされた“サレ夫”なので当然、鳥羽氏へも慰謝料を請求する権利があります。ですが、それをあえて放棄することで、被害者という立場を明確にしたかったのでしょうね」(ワイドショー関係者)
今回の声明文でも、《順氏としては引き続き鳥羽氏からは謝罪の意思が感じられないという想いを持ち続けていました》と明かしている。ジュン氏が揉めずに“ナシ・ナシ離婚”したことで、余計に鳥羽シェフの不誠実ぶりが際立って見えてくる。
「慰謝料などで離婚が長引けば、キャンドル氏に対しても“金目当て”などという声が上がりかねません。ですが、それらを放棄し、妻も子どもも失った“悲劇の夫”という立場での正論攻めは、鳥羽シェフにとっては最も痛手が大きい。さらに今回の不倫騒動では、ジュン氏自身の部下に対するパワハラや不倫などの疑惑も報じられた。それらの問題も揉めて長引けば、次々と掘り返される可能性があった。ですが、早期に離婚が成立したことで、醜聞も沈めることに成功しましたね」(女性誌記者)
いまだ謝罪のなき鳥羽シェフの立場は、どんどん悪くなるばかり。キャンドル氏の「ド正論」攻めを、広末はどう見ているのだろうか──。先月、広末は一方的に終結宣言をしたが、まだ火種がくすぶっていそうだ。