ビーチで女児が猛毒ハブクラゲに刺され救急搬送される

ビーチでの異常事態、ハブクラゲに対する警戒呼びかけも

ビーチで女児がハブクラゲに刺される

沖縄県の広報課でも注意喚起

ハブクラゲの写真

沖縄のリゾートホテルのビーチで、女児が猛毒のハブクラゲに刺され、一時的に「心肺停止」状態になったと、親族がツイッターで報告しました。

ホテルの問題的な対応

設置されたクラゲ侵入防止ネット内で泳いでいた女児が、ハブクラゲに突然刺され、心肺停止に陥りました。ビーチ横のプールにいた医師が女児の心肺蘇生を行ったため、彼女は息を吹き返しました。しかし、女児の両手と両足はハブクラゲに多くの刺し傷があり、足は足首からももの付け根に至るまで跡が残っているとのことです。

親族は、ホテルの監視員などがクラゲに刺された場合に適切な対応をしなかったと不満を述べました。また、同じビーチで別の男児も数時間前にハブクラゲに刺され、病院に運ばれたとのことです。この親族は再発防止を訴えており、ビーチでの泳ぎを禁止し、クラゲ発生に関する掲示などが行われたのはその後だと指摘しています。

親族は警察に相談したと報告しており、沖縄県警察は「ハブクラゲに注意!」とウェブサイト上で注意喚起を行いました。ビーチでの泳ぎに関してクラゲネット内での注意を呼びかけ、ビーチ管理者には事故が発生しないように管理を徹底するよう要請しています。また、県もプレスリリースを公表し、このビーチは名護市内であること、被害に遭った2人の子供のうち1人が一時意識不明になり、医師の措置で意識を回復し、病院に運ばれたことを伝えました。

ハブクラゲについて

県の情報サイトによると、沖縄県内のほぼ全域でハブクラゲを目にすることができ、大きくなると傘の直径が10センチ以上になり、触手からは2メートル近くまで毒が放出されます。ハブクラゲの傘は半透明で見つけにくいとされ、刺されると非常に痛みを伴い、ショックを引き起こすこともあります。広範囲に刺されると心肺停止に至る恐れもあると言われています。特に子供は重症化しやすいとのことで、過去には沖縄で3人の死亡事例も報告されています。

記事のソースリンク: 日本ニュース24時間