「立憲・泉健太代表、転落から「上っている段階」 – 泉代表が語る1年9カ月の党運営と今後」

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前回衆院選の思わぬ敗北「ダメージ大きかった」

2021年11月に立憲民主党の代表になってから1年9カ月が経ちました。泉健太代表はこの期間をどのように見ているのでしょうか。

「代表になって、約半年後に参議院選挙(2022年7月)がありました。私たちは急激な物価上昇対策、ウクライナ問題の背景、そして教育の無償化という三本柱を生活安全保障の主軸に掲げました。しかし、それだけでは選挙に勝つことはできませんでした。前回の衆議院選挙(2021年10月)で思わぬ敗北を経験し、枝野前代表が辞任しましたが、そのダメージは非常に大きかったです。回復には時間がかかると思っています。現在もその時期は続いていると考えています」

反省からの立憲民主党の変革

衆院選で議席を減らしたことを反省し、泉代表はどのように変えようとしましたか。

「まず、立憲民主党自体を取り戻すことが重要だと考えました。他の政党との連携の中で、立憲民主党の政策なのか、野党全体の政策なのか、国民に分かりにくくなってしまいました。だからこそ、立憲民主党独自の政策を発信し、支持を得る必要があります。歩き直すことが必要だと認識しています」

「立憲民主党らしさ」とは何か

「立憲民主党らしさ」とは具体的にどのようなものでしょうか。

「まず、人を大切にすることです。自民党政権の下で格差が広がり、元気を出せない国民が増えたと感じています。これが日本の衰退につながっています。では、どうするか。まずは、若い世代の生活を支援するために賃上げを行うことです。次に、地方経済の活性化のための仕組み作りです。具体的には、環境エネルギー分野や観光分野に力を入れることが重要だと思います」

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