海水浴場で複数人が正体不明の魚に噛まれ負傷 – 中国広西

西南部の海水浴場で発生した謎の噛み傷事件

中国広西の北海市にある海水浴場で、16日午後、プールで泳いでいた人々が正体不明の魚に噛まれてケガをしました。

広西チワン族自治区の北海市で、海水浴客が遊泳中に正体不明の魚に噛まれるという事件が発生しました。この海域では15隻の船舶と1800メートルの網を使って魚を捕獲しようとしましたが、魚の発見には至りませんでした。このため、現地では一時的に水に関連する全ての活動が停止されました。

噛まれた人たちの傷はほとんどが脚の部分で、病院で縫合処置が必要でした。しかし、重症者はいまのところ報告されていません。海水浴場の責任者によると、このような事件は数十年ぶりだとのことです。

謎の魚についての専門家の分析

この事件は一気にネット上で話題になり、魚の正体に関する憶測が広まっています。寧波海洋研究院のエンジニアである方増冰氏は、現場の監視カメラ映像と傷の状況から判断すると、泳いでいる人を襲って傷を負わせたのは肉食魚であると述べています。この魚は主に岩礁や海底の砂利の中に生息しており、広範囲の創傷を負わせることができる鋭い歯を持っていると分析しています。

また、方増冰氏はウツボやハモといったウナギ類、またはカワハギのフグなどの可能性もあるとしています。

この海水浴場での魚による噛み傷事件は、一部の魚の攻撃性が高まり人間の活動に影響を受けた結果、発生した可能性があります。

魚にかまれた傷口(2023年8月22日提供)。(c)CGTN Japanese

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ソースリンク:https://news.yahoo.co.jp/articles/d0d61882d050c20d2ba12870c9dfc89a3a24ea7c