杉村太蔵氏が指摘:林真理子理事長の対応は田中前理事長と変わりない?

元衆院議員の杉村太蔵氏が日大の薬物事件についてコメント

杉村太蔵(2021年12月撮影)

杉村太蔵氏は、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」に出演し、日本大学(日大)アメリカンフットボール部の薬物事件に関して、林真理子理事長の対応について指摘しました。彼は今の状況は、前任の田中英寿理事長とあまり変わらないのではないかと述べました。

日大アメフト部の薬物事件について

日大アメフト部では、今月5日に寮で覚醒剤と大麻を所持した部員が逮捕されました。また、別の複数の部員も大麻を所持していた疑いがあり、警視庁が22日に再び寮を家宅捜索しました。

杉村氏による林理事長の対応の指摘

杉村氏は「文科省も日大に対してかなり問題の対応だと指摘し、来月15日までに報告書を出すよう求めている」と述べました。さらに、「林理事長には申し訳ないですが、今の状況は前任の田中理事長と変わらないのではないか」とも指摘しました。杉村氏は林氏が22日の寮の再家宅捜索に対して報道陣の取材に一切応じなかったことを指摘し、「きちんとメディアに状況を説明することが必要だ。自分なら、自宅や大学の出入りで毎日記者に状況を説明する」と語りました。

メディアとのコミュニケーションの重要性

「記者会見をすると記者からいろんな質問が飛んでくる。自分たちが予想もしていない質問もくる。メディアが知りたいことはそういうことを求めているんだ」と杉村氏は述べました。また、「答えられないものもあると思うが『確認して明日お答えします』でいいと思う」とも述べました。彼はさらに、「そうやって情報公開をしっかりしていく。林理事長には多くの人が期待しているが、今の状況ではそれが本当にできていないので、残念だと思う」とも述べました。

林理事長の対応についてさらなる疑問

また、杉村氏は、「報道を見落としているかもしれないが、林理事長が今月8日の記者会見で、大学の改革を進める上でスポーツ部局に『遠慮があった』と発言したことに触れ、「この2週間どのくらいスポーツ部の方に寮を視察に行かれたのか、現場を見られたのかどうか」と指摘しました。そして、「アメフト部にどのくらい接触し、ご自身でどのくらい状況を把握しようと努めたのか。そういったところの行動が見えてくるといいんじゃないかなと思う」とも述べました。

以上が、元衆院議員の杉村太蔵氏が日大の薬物事件について林真理子理事長の対応について指摘した内容です。

参照元:日本ニュース24時間