「嵐」の退所問題に大きな動きがあるかもしれない
「年末までに嵐の退所問題を中心に大きな動きがある」と、ジャニーズ事務所の元スタッフが言っているそうです。ジャニーズ事務所に揺れが走る中で、デイリー新潮が「次の波乱は『嵐』かもしれない」と報じています。
大野智リーダーがキーマンとされる
記事によると、キーマンはリーダーの大野智さん（42歳）です。彼はもともと藤島ジュリー景子社長（57歳）と相性が良くなかったようですが、ジャニー喜多川氏の性加害問題が明るみに出たことや、滝沢秀明氏（41歳）が設立したTOBEという受け皿ができたことから、退所する可能性があるのではないかと言われています。
嵐は活動休止中でも絶大な人気を誇る
嵐は2020年大みそかをもって活動を休止している5人組です。2019年の結成20周年を迎えた際には、50公演で237万人以上の動員を記録しました。記事によると、活動休止中でも約300万人ものファンが年会費4000円のファンクラブに入会しており、これだけで年間120億円の収入を事務所にもたらしていると言われています。退所する場合は、「嵐」というグループ名は使用できなくなるかもしれませんが、名前を変えても熱狂的なファンはついてくるし、仕事にも困ることはないと伝えられています。
25周年を迎える前に決めた休止期間
ジャニーズ担当のベテラン芸能記者によると、嵐のメンバーは活動休止する際に、次は25周年だと内々に約束し、その前までの3年間は休養することに決めたそうです。ジャニーズでは25周年を迎えるグループは前例がなく、嵐くらいしかありません。そのため、メンバーたちは既に25周年に向けてのコンサートの企画を進めているのではないかというのです。
活動休止中でもファンクラブの会員数は約230万人
ファンクラブの会員数は約230万人です。年に2回発行される会報は豪華で、コストもかかるため、ジャニーズ事務所は必ずしも儲けを追求しているわけではないようです。「嵐のファンは、コンサートのエントリー代を支払っているという認識があります。ファンは嵐の25周年記念に期待を寄せ、ジャニーズ事務所で続けていきたいと考えているのです」と、同記者は語っています。
25周年を迎えた後の未来
しかし、25周年を迎えた後の未来はまだ分かりません。グループを継続して活動していくのか、退所するのか。25周年を迎える前に最後の大イベントを行い、その後は自由なことをやろうとメンバー5人で協議しているのではないかと言われています。「ジュリーさんは『なにわ男子』と『スノスト』が残れば十分だと考えているようです。嵐はジャニーズが育てた国民的なグループですが、もう十分に活動してきています。将来的に退所する場合でも、SMAPのような分裂騒動は起こらず、円満に進むのではないでしょうか」と、同記者は述べています。
再発防止特別チームが記者会見を開催
性加害問題に関しては、29日に再発防止特別チームが記者会見を開催する予定です。その中で嵐の退所説が浮上していますが、火のないところに煙は立たないということで、今後の動向に注目です。
