セクシー女優・竹内有紀、詐欺被害で引退1年延長 数百万円失った衝撃告白と警鐘

2025年12月での引退を表明していた人気セクシー女優の竹内有紀さんが、その宣言を突如として撤回し、活動期間を1年間延長することを発表しました。この異例の決断の背景には、今年4月に警視庁の安全課を名乗る人物から受けた特殊詐欺被害がありました。竹内さんは、この詐欺により数百万円にも及ぶ貯蓄を失ったと告白。引退を前向きに考えていた中で、この被害が活動継続の決定打となったと語っています。今回は、彼女が語った詐欺被害の全貌から、家族の支え、そして今後の活動に至るまで、その率直な思いに迫ります。

引退を1年延長したセクシー女優・竹内有紀さん。詐欺被害を乗り越え、新たな決意を語る。引退を1年延長したセクシー女優・竹内有紀さん。詐欺被害を乗り越え、新たな決意を語る。

引退延期の背景:詐欺被害が決定打に

2019年にセクシー女優としてデビューした竹内さんは、今年の1月には2025年12月で引退する意向を表明していました。「次にやりたいことがあったので、セクシー女優は区切りをつけておいた方が良いかなと、前向きな気持ちで業界を去ろうと考えていた」と当時の心境を明かしています。しかし、この計画は一転。活動期間を1年延長するという発表は、多くのファンを驚かせました。

引退延期の最大の理由となったのは、先述の特殊詐欺被害です。これにより、これまで築き上げてきた数百万円もの貯蓄が奪われるという事態に直面しました。しかし、彼女を取り巻く環境も変化していました。引退発表後から仕事のオファーが相次ぎ、「今、上り調子なのに辞めるのはもったいない」という周囲の声も増えていたといいます。竹内さん自身も、「求められているし、仕事が嫌なわけではない」と感じていた中、詐欺被害という予期せぬ出来事が、皮肉にも現役続行への後押しになったと語っています。

警視庁を装う巧妙な手口:数百万円を奪われた経緯

竹内さんが詐欺被害に遭ったのは今年の4月のことでした。警視庁の安全課を名乗る人物から電話があり、彼女のキャッシュカードが犯罪に利用されているという内容でした。さらに、あたかも竹内さん自身がその犯罪に関与しているかのような口ぶりで迫られたといいます。

当初は「詐欺ではないか」と疑っていたものの、相手は過去7、8年間にわたる竹内さんの個人情報を次々と小出しにしてきました。これにより、「これは本物かもしれない」という疑念に変わり、焦りを感じ始めたそうです。電話を受けた当日には別の予定が入っており、精神的に追い詰められた状況で相手はさらに「本日付けで令状が出ている。今から署に来るか、家宅捜索させるか」と選択を迫りました。具体的な容疑内容については「捜査に協力しないと教えられない」と告げられ、情報が遮断された中で心理的な圧迫が強まったと振り返ります。

追い詰められた竹内さんが「どうすればいいのか」と尋ねると、相手は「金融庁に〇〇〇万円振り込め」と指示。実害が出て事務所や撮影メーカーに迷惑をかけることを恐れた竹内さんは、言われるがままに数百万円を振り込んでしまいました。その直後、解放された竹内さんは予定していた身内の会合へ向かいました。そこで、起こった出来事を話すと、一同から「それは絶対に詐欺だ!」と指摘され、ようやく詐欺被害に遭ったことを認識。すぐに交番へ向かい、事の顛末を説明しました。

被害発覚と世間の反響:恥を乗り越え、警鐘を鳴らす

交番での警察の反応は「ああ……」という言葉に尽きるもので、「ですよね……」と竹内さんも深く頷いたといいます。冷静になれば詐欺だと分かる手口であり、自身もこのような詐欺の対策情報を読んでいたにも関わらず、被害に遭ってしまったことに大きな悔しさを感じたそうです。

しかし、警察からは「この実体験を話して注意喚起して欲しい。他人事ではないという説得力があるだろう」と勧められ、公にすることに決めました。「まさか、あんなに騒ぎになるとは思わなかった」と語る通り、このニュースは大きな反響を呼びました。世間からは「話してくれてありがとう」「頑張ってね」「応援しているよ」といった温かい声が多数寄せられ、これらのエールが竹内さんにとって大きな追い風となりました。この経験をプラスに変え、「1年後に堂々と引退してやる」という強い気持ちが生まれたといいます。

さらに、この詐欺被害のわずか1週間後には、ABEMAの『愛のハイエナ season4』への出演が決まるなど、まさに波乱万丈な展開が続いています。自身の経験を赤裸々に語ることで、多くの人々に詐欺被害の恐ろしさと注意喚起の重要性を訴えかける竹内さんの姿勢は、同じような被害に遭う可能性のある人々への警鐘となっています。

結論

セクシー女優・竹内有紀さんの引退延期は、単なるキャリアの変更に留まらず、特殊詐欺という社会問題と深く結びついていました。警視庁を装う巧妙な手口により、数百万円もの貯蓄を失うという痛ましい経験を経て、彼女は一度は辞めるはずだった活動を継続する決断を下しました。この衝撃的な告白は、詐欺の手口がどれほど巧妙で、誰もが被害に遭う可能性があるかを改めて浮き彫りにしています。

竹内さんは、自らの恥ずべき経験を乗り越え、公にすることで社会への注意喚起に貢献しています。彼女に向けられた世間からの温かい声援は、困難を乗り越える大きな力となり、ポジティブな再出発を後押ししました。この事例は、情報が溢れる現代社会において、情報リテラシーを高め、不審な連絡には細心の注意を払うことの重要性を強く示唆しています。誰もが被害者になり得るという認識を持ち、常に警戒心を怠らないことが求められます。

参考文献