子グマ、頭にプラスチック容器がはまり救助される

子グマ、道路脇でプラスチック容器に閉じ込められる

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米国ペンシルベニア州の立ち寄りスポットで、可愛らしい子グマが頭にプラスチック容器がはまってしまい、身動きが取れなくなっているのが見つかりました。この一部始終を発見したサラ・リンドグレンさんは、子グマの救助に臨みました。

勇敢な救助劇、引っ張る苦労の末成功

リンドグレンさんがペンシルベニア州立公園の管理者として務めている最中、子グマを見つけました。彼女は車を停め、子グマを助けるために行動を起こしたのです。

リンドグレンさんは慎重に子グマに近づき、プラスチック容器を掴んで引っ張りました。抵抗する子グマに対しては、励ましの言葉をかけながら力を貸しました。長い10秒間の格闘の末、容器が子グマの頭から外れたとのことです。

リンドグレンさんはこの出来事について、PAhomepageに次のように述べています。「なぜその瞬間を動画で撮ったのかはわかりませんが、子グマが安全な場所にいないと分かりました。窒息するか、車に轢かれるかの危険があったと思います」

彼女はさらに、「私たちはクマから距離を保ち、ゴミをクマよけの容器に入れるなど、賢明な方法で食べ物を処理する必要があります。クマが危険なゴミ箱に入ってしまったため、このような事態が発生したのでしょう」と指摘しました。

救助の翌日、子グマは無事に回復

翌日、子グマは木の上で無事に見つかり、回復したと報道されています。

CNNは、ペンシルバニア州当局の情報として、クマが最も頻繁に危険にさらされるのは人為的な要因だと伝えています。クマの死因としては狩猟、自動車との衝突、迷惑な行為による殺処分などが挙げられています。

このような事件は、クマの安全を確保するために我々が行動を起こす必要性を再認識させてくれます。

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