TBSが「VIVANT」の真実を公式回答―最終回「拡大版」の可能性に言及

TBSが「VIVANT(ヴィヴァン)」の真相を明かす

東京・赤坂にあるTBSが、10月期の改編説明会をオンライン形式で開催しました。俳優の堺雅人さんが主演する今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・00)に関して、さまざまな質問に回答しました。

「VIVANT」が生み出す大ヒット作品の特徴

「VIVANT」は、同局の福澤克雄監督が思いついたオリジナルドラマで、「半沢直樹」や「下町ロケット」シリーズなど、ドラマ史に残る大ヒット作を手掛けてきました。このドラマは1話あたり1億円と言われる制作費をかけ、壮大なスケールと予測できないストーリー展開が話題となり、視聴者たちの間で「考察合戦」が繰り広げられ、新しいドラマの楽しみを提供し続けているのです。

謎に包まれた注目作品「VIVANT」の宣伝戦略

「VIVANT」の宣伝戦略は、「ストーリーや役柄を初回放送まで一切明かさない」という異例の手法が採用されました。この手法について、畠山渉氏(TBSの編成部企画総括)は、「ドラマのPRの形はこれまでもいろいろと試してきましたが、今回はストーリーを一切明かさないという手法を取りました。これによって、ネットやSNSを含めて盛り上がりを見せ、ドラマの効果が高まったと考えています」と説明しました。

最終回へ向けて期待高まる「VIVANT」の魅力

畠山氏は、「私自身も毎週ワクワクしながら視聴しています。さまざまな考察が飛び交い、最終回に向けての期待が高まっています。視聴者の皆様にしっかりとした内容をお届けできるか、私たちもワクワクしているところです」と述べています。また、ネットで盛り上がる考察については、「私も夢中で読み耽っています。本当に視聴者の皆様の熱量を感じています」とコメントしました。

制作費に関する真相は?

「VIVANT」の制作費が1話あたり1億円だという情報については、畠山氏は笑顔で「制作費についてはお答えできません。皆さんご自身の想像で楽しんでください」と答えました。

最終回の拡大スペシャル放送の可能性は?

最終回に向けた拡大スペシャル放送などの可能性については、「現時点ではお答えできませんが、視聴者のニーズに合わせて編成していく予定です」と述べました。

TBSドラマの力を感じる「VIVANT」

多くの話題を呼んでいる「VIVANT」について、畠山氏は「TBSのドラマの力、テレビの力を感じる日曜劇場になっています」と自信をのぞかせました。

※掲載元:日本ニュース24時間