8月28日の朝、アメリカ・フロリダ州で、消防のヘリコプターがアパートに墜落した。この事故で、ヘリに乗っていた隊員の男性1人とアパートに住んでいた女性1人が死亡しました。
消防のヘリコプターがアパートに墜落
ヘリコプターが煙を出しながら飛んでいる様子が目撃されました。次の瞬間、ヘリコプターは回転しながら、建物の向こうへ落ちていきました。機体からは炎が上がり、折れ曲がっているのが確認できました。別の動画では、ヘリコプターが木々の中へ落下し、白い煙が上がる瞬間が映されていました。動画を撮影していた人は、「なんてことだ!墜落してる!なんてことだ!」と叫んでいました。28日の朝、アメリカ・フロリダ州で、消防のヘリコプターがアパートに墜落したのです。ヘリコプターは、救助活動に向かう途中だったと報じられています。アパートからは、激しい勢いで炎が燃え上がっていたそうです。
プロペラが曲がりバランスが取れず
事故の原因として、元日本航空機長の航空評論家・小林宏之さんは、「メインローターという大きなプロペラと、バランスをとるために後ろに小さなプロペラがある。小さなプロペラを動かすシャフト(軸)が(燃えて)曲がったため、ヘリコプター自体のバランスがとれなくなり、らせんを描くように墜落した」と解説しています。現地の当局によると、離陸直後にエンジントラブルが発生していたとのことです。
この事故で、ヘリに乗っていた隊員の男性1人とアパートに住んでいた女性1人が亡くなり、さらに4人がけがをしました。
ソースリンク:日本ニュース24時間