杉村太蔵氏が読売テレビの番組「今田耕司のネタバレMTG」に出演し、対中国の観光政策について新たな見解を述べました。彼の意見は2週前の発言とは異なり、大変興味深いものでした。
中国政府が福島第一原発の処理水の海洋放出を決定し、それに伴い日本の水産物への輸出禁止措置を取ったことを受けて、杉村氏は「中国は昨日まで良かったことが今日はダメになる国だ」と述べました。
また、「大阪で中国とビジネスを行っている経営者の方々は、売り上げの半分以上を中国との取引が占めていることが多いです。そのため、リスクがあることを認識し、販路を分散させなければならない」と指摘しました。さらに、「中国からの観光客は見込めるかもしれませんが、タイやベトナム、ヨーロッパなど世界中から良質な観光客を呼び込む政策を取るべきではないか」と結論づけました。
ところが、8月19日の放送では、中国政府が日本への団体旅行を3年半ぶりに解禁したことから、杉村氏は「大阪の方々はたくさんの中国人観光客を歓迎すべきです。大阪だけでパスポートなしで入国できるようにすればいいんじゃないでしょうか?観光ビザなどは必要ありません。大阪にいたい人はいつまでも滞在してください。これが最も経済的だと思います」と大胆な提言をしました。
また、既にゴミ問題などが発生していることに関しても、杉村氏は「治安は多少悪化するかもしれませんが、そこは覚悟してください。我々が拾いますから、どうぞ来てください。ただし、お金を使ってください」と力強く語りました。
まとめると、杉村太蔵氏は中国との観光政策について、2週前とは異なる新たな考えを示しました。リスクを回避し、良質な観光客を呼び込む政策の転換が必要だと主張しています。
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