ラーメン店で背脂多めで注文したら、会計時に追加料金として計上されていた――。ラーメン好きのインフルエンサーがSNSでそんな投稿をして話題となっている。
ラーメン好きの投稿者によると
投稿者は、背脂が大好きなので、「背脂多めでお願いします」と注文しました。しかし、食事中に勘定書（伝票）を見たところ、ラーメン代のほかに「背脂増しの料金」として100円が追加されていたのです。
投稿者は、「背脂多めって100円取るんですか？」と店側に問いただすと「はい！」と返され、メニューに追加料金の表記がなく、注文時に確認もなかったことに不満を抱いています。
この投稿を他店のラーメン店主が引用して、「注文したら加算されるのはおかしなことではない」と批判し、さらに店主に対する批判がSNS上で広まりました。
弁護士によると
このようなケースでは、注文時に説明がなかった場合、追加料金を支払う法的義務はあるのでしょうか。
有料なもの・サービスに関しては明示するべきだという意見もあります。店側としても、金額について明示的に合意していなければ、追加料金を請求するのは難しいとされています。
予防の観点から言えば、有料なものについてははっきりと明示する必要があります。ルールを明確にすることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
コロナ禍も落ち着き、外国人観光客も増える中で、飲食店としてはできる限りルールを明確にすることが重要です。
（取材協力弁護士：石崎 冬貴弁護士）
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