台風13号、千葉・鴨川で建物浸水 大多喜で土砂崩れ、20世帯孤立

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台風13号の影響で、千葉県では建物内に一時的に男女が取り残され、地域が孤立するという状況が発生しました。

鴨川市での浸水事例

午前11時20分ごろ、千葉県鴨川市浜荻の会社の建物から、「事務室の1階が浸水し、2階に避難している。敷地内は海のような状態。助けてほしい」と119番通報がありました。消防署員が駆けつけ、男女12人が救助されました。幸い、けが人はいませんでした。また、正午ごろには鴨川市内浦でも建物が浸水し、2人が救助されました。

大多喜町での土砂崩れ

千葉県大多喜町では、町道などで土砂崩れが発生しました。特に、大多喜町伊保田地区とつながる町道が塞がり、現在のところ孤立状態となっています。この地区には約20世帯が住んでおり、土砂を取り除く作業が進められています。

緊急安全確保のレベル5発令

洪水や土砂災害の恐れがあるため、千葉県市原市の4万3947世帯8万5527人や大多喜町の4028世帯8696人を含む地域に対して、最も高い警戒レベル5の「緊急安全確保」が発令されました。

以上が、台風13号による千葉県の被災状況です。

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