「ジャニーズ応援の必要性について」性加害問題と自民区議の主張に物議→釈明

ジャニーズ事務所

いまでは、ジャニーズ事務所に対する注目が高まっています。自民党の中坪悦子・大田区議会議員(50)が、ジャニーズ事務所への応援の必要性について物議を醸しています。「ジャニーズに残されたアイドルたちが、仕事まで奪われて叩かれるのを見るのは悲しい」と中坪氏は主張しています。今回、彼女が行った投稿について、釈明も行われました。

「ジャニーズを応援しようよ」

中坪氏は9日、ジャニーズ事務所創設者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題に関連して、SNS上でこう発言しました。

「私は10代の頃、ジャニーズの歌に励まされました。夢をもらいました。友達とカラオケで歌って踊った。青春の思い出。ジャニーズに残されたアイドルたちが、仕事まで奪われて叩かれるのを見るのは悲しい。亡くなってから総攻撃するのはおかしいと思いませんか? 知っていて放置して、甘い汁を吸い続けていたのは誰? いまこそジャニーズを応援しようよ」

その後、中坪氏は自身の投稿に対し、次のような釈明を行いました。

「報道のあり方に問題がある」

「集団イジメのような今の報道のあり方には問題があると思います」と中坪氏は主張しました。「所属しているタレントには罪はないですし、ファンにも罪はないです。芸能界自体が枕営業などの疑惑が昔からあります。ジャニーズ事務所に限ったことではありません。本件は、弁護士とジャニーズ事務所で話し合い、司法に任せれば良い話です。被害が本当にあったのなら再発防止を徹底すれば良い話です。法の裁きがなく、罪が確定していないのに、故人を罪人として陥れたり、所属タレントやファンを批判するのは筋が違うと思います」

中坪氏の投稿には、ジャニーズタレントのファンから感謝と共感の声が寄せられました。

「今頑張っているアーティストの皆にも人権があります!」
「全くもっておっしゃる通り。一方的にサンドバッグにできる状態になってから攻撃するのは卑怯でしかないです」

一方で、疑問や批判の声もありました。

「企業が性加害問題について対応に納得できないのであれば、取引を行わないのは当たり前のことです」
「ジャニーズ所属のタレントが素晴らしいこと、人々の支えになっていたこととは全く別問題です。問題になっているのは事務所の対応です」
「子供への性加害を『枕営業』と一緒にしないで下さい、この発言は被害者と全ての子供に対する侮辱です」

このように、中坪氏の主張には賛否が分かれていますが、彼女が投稿したことにより、ジャニーズ事務所に対する注目が一層高まっています。

原文リンク:日本ニュース24時間