バフムートの戦い、ウクライナ軍が鉄道線の防衛ライン突破に取り掛かる

最新の報告によると、ウクライナ軍がバフムート方面で鉄道線の防衛ラインに取り組んでいることがわかりました。これまでの攻撃では、砲撃や無人機による攻撃によってロシア軍が消耗しているという視覚的証拠が示されています。具体的には、クリシェイフカの状況も集落北東部の掃討を残すのみとなり、次の攻防は鉄道線の防衛ラインになる見通しです。

バフムート南部を守るロシア軍は極めて条件の悪い防衛戦を強いられる

バフムート南部を守るロシア軍は、非常に厳しい条件下での防衛戦を余儀なくされています。視覚的証拠によれば、ロシア軍は砲撃や無人機による攻撃によって消耗しているとのことです。ロシア人情報源によると、ウクライナ軍はクリシェイフカ方向やアンドリーフカ方向で鉄道線の突破を試みているそうですが、ロシア軍はこれを防いでいると報告されています。

バフムート周辺の戦況
出典:管理人作成 バフムート周辺の戦況(クリックで拡大可能)

ウクライナ軍の攻撃には、第4即応旅団や第118領土防衛旅団、第80空中強襲旅団などが参加しています。また、自爆型ドローンを使った攻撃やクラスター砲弾による攻撃も行われています。

これに対して、ロシア軍もアンドリーフカやクルデュミフカなどでウクライナ軍陣地を攻撃しています。しかし、ウクライナ軍の報道官はアンドリーフカは解放されたものの、集落自体が消滅してしまったと述べています。

鉄道線の防衛ラインが重要なポイント

アンドリーフカから鉄道線の東側に突破することで、クルデュミフカを包囲することも可能となります。ロシア軍はこの西側地域から排除されたことが重要です。ロシア軍はバフムート南部を守るために極めて条件の悪い防衛戦を強いられています。

バフムートの戦いでは、ウクライナ軍の参謀本部がアンドリーフカの占領を発表し、ロシア軍を追い出すことに成功したとの情報もあります。ただし、まだ争点となっているのは鉄道線の防衛ラインです。

ウクライナ軍が鉄道線を突破できれば、T0513まで一気に進撃する可能性もあります。現在はアンドリーフカに入っていないため、集落がグレーゾーンとなっていると主張されていますが、重要なのは鉄道線の西側地域を確保したことです。

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※アイキャッチ画像の出典:3-тя окрема штурмова бригада