ネスレ日本元社長、自身の退任後に「TOKIOがネスカフェのCMに起用された」件についてコメント

Image

ジャニーズ事務所が関わるCM問題について、ネスレ日本の元代表取締役社長兼CEOでビジネスプロデューサーの高岡浩三氏がコメントしました。

高岡氏の驚きの告白

高岡氏は、自身がネスレ日本で働いていた時から、ジャニーズ事務所の創設者であるジャニー喜多川氏が性癖を持っていたという噂を知っていたことを明かしました。そして「ネスレのガバナンスとコンプライアンス規定の観点から、キットカットと言えども一度もジャニーズのタレントをCMや販促に起用しなかった」と告白しました。

新たなCM起用の疑問

高岡氏は退任後、現代ビジネスのインタビューを受けた際、「現在ネスレ日本ではTOKIOをネスカフェのCMに起用していますがどうしてですか?」と問われたそうです。この質問に対して高岡氏は笑いながら「ネスレ日本に問い合わせてください」と答えたと振り返りました。

企業経営と人権問題

高岡氏は、自身が退任後、ネスレ日本の人権尊重コードの解釈と経営への反映について言及しました。「ネスレにある人権尊重コードをどう解釈して経営に反映するかは、人の問題。すなわち経営者です。日本企業の殆どがSDGsの17の目標に取り組んでいますが、人権尊重問題もSDGsの4番目と16番目に含まれています。企業のガバナンスとコンプライアンスも、やはり人次第です」と述べました。

ネスレ日本元社長でありビジネスプロデューサーの高岡浩三氏のコメントは、ジャニーズ事務所を巡るCM問題に関心を持つ人々にとって興味深いものでした。

Source link: 日本ニュース24時間