「双日」元社員が逮捕されました!転職前の職場「兼松」の営業秘密を持ち出しの疑い

双日の本社

大手総合商社「双日」の元社員が逮捕されました。彼は転職前の職場である総合商社「兼松」から営業秘密を不正に持ち出した疑いがかけられています。警視庁は、東京都江東区豊洲に住む真鍋昌奨容疑者(32)を不正競争防止法違反(管理侵害行為)の疑いで逮捕しました。容疑を否認しているとのことです。

兼松からの機密情報流出

兼松の東京本社

真鍋容疑者は2022年7月16日の夜9時半頃から17日の午前1時5分頃までの間、自宅のパソコンを使用して兼松側のサーバーに派遣社員のIDとパスワードでログインし、自動車部品の新製品開発に関する提案書や、利益見込みをまとめた採算表などの営業秘密をダウンロードし保存し、持ち出した疑いがあります。警視庁の生活経済課によると、IDなどは派遣社員から情報を引き出したものとみられます。

真鍋容疑者は2014年4月に兼松に入社し、2022年6月に退職しました。その後、双日への転職が決まり、2022年7月から2023年5月まで働いていました。両社とも自動車関連部門を担当していました。

警視庁は、兼松からの相談を受けて2023年4月に双日本社と真鍋容疑者の自宅などを家宅捜索していました。

両社の概要

両社とも国内外に拠点がある東証プライム上場の総合商社で、自動車や航空関連事業を展開しています。

この記事の情報源:日本ニュース24時間

朝日新聞社より引用

ソースリンク:Yahooニュース