官房長官「届けられた事実ない」 インボイス反対署名受け取り拒否

官房長官

松野博一官房長官は、27日の記者会見で、消費税のインボイス(適格請求書)制度の中止を求める団体が、集めた約50万筆の署名の受け取りを岸田文雄首相側が拒否していると主張していることについて、「署名について官邸に届けられた事実はない」と述べました。さらに、「首相の(衆院)議員会館の方に連絡があり、そちらに郵送されると聞いている。政府の方に届けば適切に対応する」と語りました。

インボイス制度の仕組みを図解

インボイス制度の仕組み

10月から始まるインボイス制度について、小規模事業者やフリーランスを中心に税負担の増加への懸念の声が上がっています。25日夜には、東京・永田町の首相官邸前で、「インボイス制度を考えるフリーランスの会」が反対集会を開催し、オンライン署名が50万筆以上に達したと報告しました。同会は、首相に手渡すために「さまざまなルートを使って交渉を続けてきた。けれども、手渡しも議員事務所に訪問することも、セキュリティー上の都合で断られている」と主張していました。

【古川宗】

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この記事は、官房長官がインボイス反対署名受け取り拒否についてコメントした内容を報じています。松野博一官房長官は、岸田文雄首相側が受け取りを拒否していると主張している署名について、「官邸に届けられた事実はない」と述べました。また、インボイス制度については、小規模事業者やフリーランスの間で税負担の増加への懸念が広がっていることが報告されています。さらに、「インボイス制度を考えるフリーランスの会」がオンライン署名を50万筆以上集めたと伝えており、首相への手渡しを試みているものの、セキュリティ上の理由で断られていると主張しています。

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