北海道の芦別市の市街地に現れたクマが話題となっています。クマの出没で住民たちは一時パニックになりましたが、幸いにも駆除されて無事に落ち着きました。
クマ出没で住宅街は騒然 緊迫の一部始終
近くにクマが現れ、住民や報道陣が避難を促される騒ぎとなりました。クマは雪の中を疾走し、建物の後ろに姿を消しました。
この出来事は、北海道空知の芦別市上芦別町で起きました。国道38号線に近い住宅街で、クマが道路を横断する様子が目撃されたことから、出没が相次いでいたのです。
一時はクマが会社の倉庫に潜んでいるという情報もあり、マチは大騒ぎとなりました。警察官がクマスプレーを持ち、避難先への誘導を行いました。
住宅街は騒然 周辺駆け回り襲いかかるそぶりも
クマに近づく猟友会のハンターが登場し、住民たちは心配そうに見守っていました。クマは襲いかかるかのような様子を見せたため、危険と判断され、事前の許可を得て駆除されました。
岩間カメラマンによると、「少し前に現場で銃声が聞こえた」とのことです。このような状況から、クマの駆除が必要と判断されたのです。
クマは駆除され住民は一安心
駆除されたクマは、体長約1.3メートルで体重70キロの細身のメスで、2歳から3歳くらいと推定されています。幸いにもケガ人は出なかったそうです。
この出来事に関わった人たちは、「思ったよりクマは大きかった。動きも速くて怖かった。でも、駆除されて安心した。これで仕事に集中できるようになった」と話しました。
このニュースは、北海道文化放送によるものでした。