こんにちは、みなさん！健康で長生きするための秘訣は、実は私たちの日常生活の中にあると言われています。そのヒントをご長寿の方々から学び、健康寿命を延ばすためのコツをご紹介します。
健康長寿調査（SONIC研究）について
まず、健康寿命についての研究からご紹介します。東京都健康長寿医療センターの研究部長である石崎達郎先生によると、彼らは70歳、80歳、90歳、100歳を対象にした約3000人を10年以上にわたり追跡調査しています。その結果から、健康寿命に必要な身体・精神の状態などを研究しています。また、中高年期からの行動が健康寿命に大きな影響を与えることも分かっており、今から始められることもあるそうです。
健康長寿のヒント（1）「性格」
100歳以上の方々の性格を調査した結果、好奇心旺盛で感性が豊かな方々が多いことがわかりました。また、目標を持ち、笑顔があふれる生活を送っていることも特徴的でした。性格はなかなか変えることが難しいですが、目標を持ったり笑顔を心がけたりすることから始めてみると良いでしょう。新しいことにチャレンジすることはストレスを溜めず、健康長寿に繋がると考えられています。
健康長寿のヒント（2）「頭を働かせる」
健康長寿のためには、認知機能の維持・向上が重要です。認知機能とは、注意力や記憶力、判断力など、周囲の物事や状況を理解し行動するための能力のことです。年齢とともに低下して正しく認識できなくなることが認知症と呼ばれます。先生たちの調査によると、読書や新聞・雑誌の読み物、映画や芸術鑑賞など、頭を使う趣味活動が認知機能の維持・向上に役立つと言われています。
健康長寿のヒント（3）「何歳でも大丈夫」
筋肉量が減り、フレイルと呼ばれる状態になりやすくなると言われています。フレイルとは、健康と要介護の中間の状態のことです。しかし、生活習慣を改善し、適切な運動や栄養に気をつけることで、健康な状態に戻ることができるとのことです。つまり、運動などを始めることで、何歳からでも健康寿命を延ばすことができるのです。
以上が、健康寿命を延ばすためのご長寿の方々のヒントでした。日常生活の中にある大切な要素を意識し、健康で充実した暮らしを送りましょう！
この記事の情報は、日本ニュース24時間から提供されました。
