国民民主党・玉木代表、略称変更を表明 次期衆院選にらみ「少なくとも間に合わせないと」

玉木雄一郎代表

国民民主党の玉木雄一郎代表は、国会内での定例会見で「略称問題は少なくとも間に合わせないといけない」と述べ、現在立憲民主党と同じ「民主党」になっている党の略称を次期衆院選までに変更する考えを明らかにしました。

略称問題の解決を図る

比例選挙では「民主党」とだけ書かれた票に対して、得票に応じた案分票が発生します。玉木氏は以前から党名変更の可能性に触れ、略称問題の解決を図る考えを示していました。年内に解散する可能性もある中、玉木氏は「急いでやらなければいけないのは略称問題。引き続き水面下で、立憲民主党さんも同時に変えるということが必要ですので、幹事長を中心に立憲とは協議を内々行っております」と説明しました。

党名変更の意見を聞く

玉木氏は党名変更の可能性について、「党名についてはどこかの段階で、所属議員や地方議員、党員、サポーターに意見を聞く場を設けたい」と話しました。玉木氏は、6日に地方からの意見収集の場がある経済対策について、「早ければそういった場を通じながら地方の声を聞きつつ、略称・党名をどうしていくのか、早急に方針を出していきたい」と述べました。

国民民主党は略称変更に向けた具体的なステップを踏み始めました。次期衆院選に向けて、より明確な党のアイデンティティを形成するために、党名変更が必要であると考えています。

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