ジャニーズ会見「NGリスト」、テレ朝「報ステ」もトップ報道 大越キャスター「会見の信頼性を台無しに」

ジャニーズ事務所

性加害問題によりジャニーズ事務所のジャニー喜多川氏が話題となっています。この問題に関して、ジャニーズ事務所が記者会見を開きましたが、特定の記者を指名しないための「NGリスト」が存在することがNHKの報道で明らかにされました。この報道にテレビ朝日の「報道ステーション」も取り上げ、大越健介キャスター(62)は「会見の信頼性を台無しにする行為だと思います」とコメントしました。

NGリストとは?

報道によると、NGリストには特定の記者やジャーナリストの顔写真と名前が掲載されており、実際に挙手し続けながら指名されなかった記者も含まれています。このリストはジャニーズ事務所が会見を運営していた会社側によって持ち込まれたものです。

大越キャスターは「ジャニーズ事務所はこのNGリストに関与していないとしていますが、会見を運営していた会社が特定の記者を排除して進行させたことで、会見の信頼性が台無しにされたと思います」とコメントしました。さらに、「ジャニーズ事務所は被害者への補償の責任を果たし、グローバルに展開する会社として生まれ変わるならば、この問題を含めてガバナンスの確立に一層努力してほしい」と述べました。

ジャニーズ事務所は「NGリストについて、弊社の関係者は誰も関与しておりません」とコメントしています。また、弊社の関係者はNGリストについて知らず、目にしたこともありませんとのことです。

ジャニーズ事務所の回答

ジャニーズ事務所はこの件に関して、PR会社が関与している可能性を指摘しました。ジャニーズ事務所は会見前の打ち合わせで、媒体リストにNGと書かれたものがあったことを認めています。しかし、このNGリストに特定の人物を当てるような指示はしておらず、そのやりとりは役員全員が聞いていたとのことです。また、流出した資料についても関係者が関与していないことを明言し、外資系PR会社に謝罪を求めていると述べました。

ジャニーズ事務所は「本当に弊社は誰か特定の人を当てないで欲しいなどと言う失礼なお願いはしておりません」とし、関係役員全員に再確認を行いました。

この問題に関してジャニーズ事務所の対応が注目されています。

ソースリンク: 日本ニュース24時間