【独自】平安時代創建の寺の住職、逮捕前の取材に「完全にだまされた」“寺の土地を売買”と虚偽の登記申請疑いで

寺の住職

正圓寺(しょうえんじ)は平安時代に建てられた歴史ある寺院です。しかし、最近この寺の住職である辻見覚彦容疑者(56)が逮捕され、寺の土地に関する虚偽の登記申請を行なった疑いが浮上しました。しかし、辻見容疑者は逮捕前の取材の際に、「完全にだまされた」と話していたそうです。

虚偽の登記申請をしたとされる背景とは?

正圓寺は大阪市阿倍野区に位置しており、寺が所有する土地を売買したように装い、登記申請を行なったとされています。警察によれば、寺が建設を計画した特別養護老人ホームの資金繰りが悪化し、土地の差し押さえを免れるために辻見容疑者がこの犯行に及んだとみられています。

この事件では、他にも会社役員の南野潤二容疑者(55)と元不動産業の西村浩容疑者(57)も電磁的公正証書原本不実記録容疑などで逮捕されており、2人が辻見容疑者に犯行を持ちかけたとされています。

逮捕前に辻見容疑者が話したこととは?

逮捕前に行われたFNNの取材の中で、辻見容疑者は次のように話していました。

正圓寺 住職・辻見覚彦容疑者:
完全にだまされたという感じしかないですけど…。

取材者:
だまされた。誰にですか?
南野と西村ですよね。

辻見容疑者は、自分が完全に騙されたと感じているようで、南野容疑者と西村容疑者が関与していると述べています。

警察は、寺に関連する他の土地も第三者が所有している可能性があるため、土地の取引の流れについて調査を進めています。

この事件の詳細については、「Live News days」の放送をご覧ください。

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