ジャニーズ会見司会者“NGリスト”にコメント発表 井ノ原の意志尊重で「リストはないものとして進行」

ジャニーズ事務所

ジャニーズ事務所の会見での出来事について、司会者の松本和也氏がコメントを発表しました。その中で、「NG記者の顔写真入りのリスト」についての説明も行いました。

前方の特定記者を指名しなかった理由も説明

ジャニーズ事務所の会見での司会を務めた松本和也氏が、問題となっている「NG記者の顔写真入りのリスト」について説明しました。会見では、FTIコンサルティングが指名する記者のリスト作成が行われていたことが報じられ、ジャニーズ事務所は関与を否定しています。FTI社は、会見の円滑な運営のためにリストを作成したことを認め、関係者に謝罪しました。

松本氏は、報道による「記者の顔写真入りのリスト」について以下の3点に絞って説明しました。

1. リストは司会のとき持っていたのか

松本氏は、「FTIコンサルティングさまから渡され、顔写真が載せられている記者やリポーターの方の座っている場所も伝えられました」とリストを所持していたことを明かしました。

2. 指名はリストにそって行ったのか

松本氏は、「行っていません。井ノ原さんたちの発言を直接聞いていたからです。会見では井ノ原さんの意見を尊重すべきだと思ったからです」と指名は行っていないことを説明しました。

3. 顔を覚えられなくなってきたのは、リストのためではないのか

松本氏は、「私の発言は皆さんの誤解を招くものだった」と反省し、「指名した方を指名しないよう覚えていなければならないのに、それが判別しきれなくなったという意味でした」と釈明しました。

このように松本氏は、リストの関与を否定し、会見の進行上の問題について説明しました。

松本和也氏

会見の進行について松本氏は、「会見が始まってすぐ、リストはないものとして進行する」と決め、2つのことに心がけるようにしました。一つは多くの人に質問をしていただくために質疑応答の原則を守り、端的な質問にすること。もう一つは偏りがないように指名することでした。

具体的な指名方法については、記者全体を9つのブロックに分け、「同じような属性の方が続かないようにしていました」と説明しました。また、前方の記者からの指名については、その方たちが指名されなくても質問を繰り返していたため、指名しなかった理由を説明しました。

松本氏は会見後に多くの報道陣から問い合わせがあったことを述べ、「ご納得いただければ幸いです」とメディアに呼びかけました。また、今後は報道に関する情報発信は行わず、FTIコンサルティングさまにお問い合わせいただくようにと締めくくりました。

この記事は日本ニュース24時間から提供されています。

【ソースリンク】
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bb84f27274b170a4520109c7cc2f223a61acdd6