堂本光一、ジャニーズ問題で“KinKi Kids改名”も考えた 今後の活動を「剛くんとも話し合わなければいけない」

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ジャニーズ事務所の問題で、堂本光一(44)がKinKi Kidsの改名も考えたことを明かしました。彼は、ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』公開ゲネプロ前の単独会見で、ジャニーズ事務所についてコメントしました。

「SMILE-UP.」への変更

ジャニーズ事務所は、今月2日に会社の運営に関する会見を開き、10月17日にジャニーズ事務所の名称を『SMILE-UP.』(スマイルアップ)に変更することを発表しました。『SMILE-UP.』は被害者救済や補償に特化する会社となる予定です。そして、東山紀之が新社長に、井ノ原快彦が副社長として新しいエージェント会社を1ヶ月以内に立ち上げる予定です。

堂本光一の葛藤と考え

堂本光一は、事件について「すごく葛藤はありました。自分のウェブでもファンの皆さまにはお伝えしましたが、自分の知っている彼と違った部分があるので……。でも自分の中でも認めなきゃいけないと思いますし、まずは被害に遭われた方が救われなきゃいけない」とコメントしました。

また、今後の活動については「堂本剛とも話し合わなければいけない」とし、「すごく難しい問題だと思う。KinKi Kidsは音楽を中心にやってきたグループ。その権利がどうなるのか、その説明を聞いていない。その辺りがポイントになる。たくさんの迷い、ジレンマがある」と心境を明かしました。

KinKi Kidsの改名案

堂本光一との話し合いの中で、KinKi Kidsの改名案も出されたそうです。しかし、彼が案じたのは、年長グループが改名すると他のグループまで変わらなければならないという点でした。そのため、改名の案は留まったようです。

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堂本光一の胸中

今年4月に発売された『日経エンタテインメント!』の連載コラム「エンタテイナーの条件」では、堂本光一が「ジャニー喜多川氏の裏の顔は、絶対許されるものではない」と断言しました。一方で、「被害者の方から見えるものと、僕から見えるものとの間に大きな違いがあるなかで『一体何が正しいのか?』と自問する日々が続いている」と心境を明かしています。今後の事務所の進む方向によっては、自身の進路転換をも考えているようで、「すべての活動から身を引く」覚悟もあると明言していました。

ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』は、9日から東京・帝国劇場を皮切りに全国3都市で上演されます。この作品は、ロアルド・ダールの原作小説『チョコレート工場の秘密』をもとに、2013年6月にイギリスで誕生したミュージカルの日本版として初演されます。初日を直前に控えた堂本は「こんなに大変な作品だったのかと。ただ、けいこ場はいい空気感です」と話しています。

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